羽田空港 見物体験記2
その2

風向きごとの、使用滑走路は前ページで書きました。羽田空港は実質海
上空港なので、そうそう滑走路の周りをとりまく道路から見たりするなんて
ことはできません。 まずは、各ターミナルからの無料の展望台から見
物・撮影することになります。


羽田空港へは、飛行機はもちろん、京急(京浜急行電鉄)、東京モノレー
ル、リムジンバス、タクシー、送迎車などで到着できますが、JALメインの
第1ターミナルとANAメインの第2ターミナルがあります。 しかしどちらに
付いても、地下道や無料連絡バスで自由に行き来できるので安心してく
ださい。

座席よりも、荷物置き場の方が広そうな、無料連絡バスの車内。1タミ・2
タミ・国際線ターミナルの間をシャトル運行。



まずは第1ターミナル
 
前から有るビッグバードですが、方角別に北ウイング南ウィングと分けら
れています。ちなみにオープン当初とは変わり、近畿行きは北ウィングと
なりました。

RF(屋上)

2012年 注: 現在国内線の展望デッキは、金網デスマッチでは有りませ
ん。


展望台はこんな感じですが、テロリストを警戒してか金網デスマッチのよ
うに金網だらけです。残念。かろうじてカメラのレンズが出せそうな穴が
所々に開いていますが、あくまで目の前の物を撮る為であり、斜めはか
なり撮影がキツイです。特に動画の場合でパンした場合最悪です。
この日は1タ
ミ側は離陸専用
今回訪れた日はほぼ終日南風だったため、着陸ランウェイ16L、離陸
16Rで変わりませんでした。 34着陸で、木更津方面から列をなしてラン
ディングライトを点灯させてアプローチしてくる様子を見たかったのですが
見れませんでした。 そして日射病に掛かりそうなくらい晴天猛暑だった
のですが、海上はどうももやがかかり(瀬戸内海もいつもそうですが)浦
安沖を周り込んでくる様子もぼやけて見えます。

1タミはこんな感じ。後方に着陸進入灯が見えますが34L着陸用に使うも
ので、今回は見れませんでした。もし34着陸なら、上写真からタッチダウ
ン画像がどのような感じに成るか大体想像できますか?

この第1ターミナルの展望台へはエレベーターで6Fへ上がります。エレベ
ーターで着くと左へ行くように案内が有りますが、じつは右に行ってもOK。
右の方は北の方です。左に行くとオープンテラスの軽食&喫茶の御店も
有ります。またその階からさらに上に行く階段が有り、全体的にはこちら
の方が金網も少なくてお奨めです。尚且つ2タミ側ランウェイ16Lの着陸機
も見えることは見えるので、両方楽しみたい方はこの1タミ展望台が御勧
めかな


この軽食やさんの近くに屋上への上り階段が有ります。


このRF階の、図、右の方は16R離陸と16L着陸、両方見える為おすす
め。飲み物自販機が有りますが、なぜか缶ものはありません。紙パック
か、紙コップのみ。またそれらを捨てるごみ箱すら有りません。さすが羽
田。テロの警戒具合が違います。



羽田空港 エアバンド
さてエアバンド(航空無線)の話です。 飛行機見物には無線傍受は欠かせません。なぜ
か? 羽田ならともかく地方空港なら空を見上げて、今来るか今来るかと、ずっと注意しな
いといけないので疲れるからです。無線を聞いていれば飛んでくれば便名も含めすぐわか
りますね。無線の免許は要りません。日本では聞くだけならOK。 外国では(ドイツなど)
聞くだけも禁止のところも有り、USAのように客室まで交信を流している国も有ります。

羽田ATIS 128.8です
これでまず使用滑走路(どっちから着陸か?)が判ります。ホテルからなど空港に行く前に
調べると便利。

実際、羽田で飛行機見物するならタワーだけ聞くだけで、矢継早の交信で大興奮します。
羽田はA/B 滑走路側と、C滑走路側で周波数が異なりそれぞれ別管制となります。
A/B滑走路 C滑走路
タワー 118. 10 124. 35
タワーとは、着陸許可、離陸許可をメインに出す所で上記以外にも周波数は有るのです
が、ほぼこれで事足ります。少なくとも俺が行った時は上記二つでした。 ラッシュ時以外
でもガンガンに離着陸する羽田では、離陸滑走路手前に離陸機が列をなし、タキシーイン
トゥポジション&ホールド(滑走路内で待機)、離陸許可が出てちょっとでも動き出すと(5メ
ートルくらい?)、すぐ後続機にタキシーイントゥポジションの指示がでます。先行離陸機と
の間隔をあけ次の離陸機の離陸許可が出ますが、何と離陸後のターン方向が逆の行き
先の便には、先行機がディパーチャーにハンドオフするや否や離陸許可がでます。さすが
羽田。

次に着陸。 機種に余り関係無く着陸後は大体同じハイスピードタキシーウェイから滑走路
を出ていっていました(この時は)。しかしタキシーウェイに出るや否やすぐ、後続の着陸機
に着陸許可が出ます。しかも後続機が真近まで迫っている時は、まだランウェイ上に飛行
機がいてもバンバン着陸許可がでます。すげー羽田!。もちろん最終的な判断は機長が
するわけで、先行機がいつまでたってもタキシーウェイに逃げなければゴーアラウンドする
わけですな。
この後続機
の位置は、まあ普通(16L、Cアプローチ)
全国各地から集まってくる飛行機を、等間隔で一列に並べるのが、このアプローチ管制官
の仕事。ここは滑走路ごとに分かれていませんが、同時に複数の周波数が使われていま
した。
アプローチ 119.1 119.7
聞いてるだけなら、タワーよりこのアプローチが面白いですよ。すごーく具体的に飛行機に
指示を出していますから。

後、誘導路の走り方を指示するグランド や、デリバリーなど色々有るのですが、飛行機見
物自体にはタワー、アプローチが主に関係するので、余裕の有る方だけ聞くと良いでしょ
う。ここでは割愛します。

NEXT 第2ターミナルの話へ続く











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羽田空港 飛行機見物
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